■福島駅
駅前通り。路面電車が走っていた当時の写真をみると、↑の写真だと道路の右側を電車が走っていました。
戦前は青柳通りと呼ばれ、通りの両側が並木になっていた。古関裕而が作曲、野村俊夫が作詞を担当した『福島行進曲』の3番の歌詞に、「柳並木に灯がともりゃ・・・」 の歌詞が出てくるがこの青柳通りのことをさしている。
■本町
福島駅から400m進んだ所にある最初の停留所。
停留所名の変遷は、警察署前→勧工場前→本町。福ビル前と書かれてる古地図もあった。
パセオ通りと駅前通りの交差点を昔は 本町四つ辻 と言っていたようです。
■大町
古関裕而の生家~司生堂薬局の目の前辺りに停留所があった。福島交通軌道線は1971年に廃止になるのですが、大町停留所はそれよりも早く1967年に廃止されている。
■大町~上町
大町のレンガ通りを直進してきた路面電車は県庁通りを左折しすぐ右折しテルサ通に入って上町停留所に向かいます。
■上町
信達軌道開業当初は、郵便局前停留所。昭和2年から上町停留所。
上の写真正面の建物の辺りにサボイアという喫茶店があった。サボイアは閉店して半世紀近く経過しているが、日刊CJ monmo webの記事によるとサボイアのマッチが飯坂温泉駅前の十綱食堂に置いてあるとのこと。2017年の記事で、現在は法律改正され飲食店は原則屋内禁煙となったのでもう置いてないかも・・・。
■北町
信達軌道開業当初は、北町(田中屋前)という停留所、その後 北町になる。昭和初期の地図を見ると、福島日産の駐車場の辺りが田中屋だったみたいでその目の前が停留所。田中屋の業種は不明です。
路面電車は北町を通過すると、国道4号線を横断し豊田町へ向かいます。
※福島交通軌道線の廃線跡記事は以下にもあります。
・福島駅~北町
・豊田町~福島競馬場~岩谷下
・松川橋グランド前
・松川橋グラウンド前~本内~鎌田~瀬上~長岡分岐点
・長岡分岐点~車庫前(聖光学院前)~伊達駅
・保原線 長岡分岐点~箱崎~保原
・梁川線 保原~向川原~粟野~梁川
・信達軌道 保原~桑折間
・大銀杏の樹の下にあった臨時駅
・福島交通軌道線 廃止記念メダル
・福島交通軌道線 さよならイベントにきてくれた女優さん
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